細い石畳の路地や黒塗り木造の家屋、川に面した露天風呂と立ちのぼる湯けむり、子供の頃見た懐かしのラムネの手書きの看板や囲炉裏の休憩場所など、ここには、旅人の心を和ませてくれるものがたくさんある。
黒川温泉は日本有数の人気観光地としては、小ぢんまりとした温泉宿ばかりで、それぞれが趣向を凝らし、個性的。さらに、行き届いたおもてなしは、リピーターの心をつかんでいる。
黒川温泉の日本の田舎を再現したような景観とその土地の持つ温かさは、いつでも訪れるものを迎えいれてくれ、それが人気の秘訣であることは間違いない。
地蔵堂には、首だけの地蔵「首なし地蔵」が安置されていて、かつて親孝行の息子が首をはねられ、その身代わりになった地蔵が「黒川の地に安置してくだされ」としゃべったことから、黒川の温泉が発見されたといわれている。地蔵湯は、その際湯がわき出た温泉で、200円で誰でも入ることのできる共同浴場。
町の景観にマッチした黒塗りの木造建ての観光案内所。温泉街の地図や露天風呂、グルメ、お土産情報を収集はもちろん、黒川温泉の名物であり、黒川ブームの火付け役でもある“入湯手形”は、ここで購入することができる。3つの湯めぐりが楽しめるということで、立ち寄りの方にも宿泊の方にも大変な人気。
黒川温泉には、黒川ならではの美味しいお菓子がたくさん。中でも、黒川温泉のケーキ屋さん“パティスリー麓”のプリンやロールケーキ、シュークリームは種類は豊富で有名。中でも、プリンは、濃厚な黒蜜入り豆乳チーズぷりんや密をかけかき混ぜて召し上がる地蔵プリンなど、湯上がりのデザートとしても持ちかえりのお土産としても最適。
nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。(C),Nikkan Sports News.